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アメリカのスーパーで働く#29『とにかくやってみるしかない』

ピンクの薔薇

コロナ禍でアメリカに来て1年半が過ぎ、そろそろ何か始めないと、何もしないで人生が終わりそうな勢いで日々が過ぎていた。焦る気持ちはあるものの、なかなか動き出すのにどこから始めたらいいのか迷う状況で自分でもどうしたらアメリカ生活に馴染むことが出来るのか悩みあぐねていた。

そんな中、アメリカ生活の生活費が高騰してきているに伴い、物理的にこのままの状況ではいられられなくなるという事になった。私もそろそろ何とかして働かないといけない。

今までは英語があまりよく話せないということから、少し多めにみてもらえていたのをいいことに、何も出来ないでいることに目を瞑っている自分がいた。

まずは運転免許を取りたかったのだが、それも実現していない。とりあえずアプリでフロリダの運転免許の問題を解いている。がまだ試験を受けるという実践には至っていない。

ただ今回は最初に働くという事を行動に移す時が来た。

前回グリーンカードがなくなるという擦った揉んだの状況がありながら、(詳細は「#28グリーンカードがなくなって焦った」 でお伝えしております。)働けるということに感謝してとうとう近くのスーパーマーケットで働く事にした。

そのためにまずはそのスーパーマーケットのサイトで応募するために格闘すること約1時間、全てが英語で書かれているので夫が読み進めてるのを手伝ってくれながら画面に向かって100問ぐらいある、心理的な質問やら、状況的な質問に答えていく。最初は夫が日本語に訳してくれているのだが、だんだんそれももどかしくなり、スマホの翻訳アプリをカメラで映しながら質問画面に答えながら読み進めやっと終わった。

必要事項を全て入力し終えて終わった気になっていた。先方から面接連絡が来るのをただ待っていたのだが、何も連絡がこない。気になって週末に行くそのスーパーでレジの女性に聞いたら、マネージャーを紹介してくれた。そしてどうやら毎週木曜日の午後に面接をやっているのでいつでもその時間帯に来ていいとのこと。

面接を受ける事になった。

翌週の木曜日面接当日。その日は夫が仕事を早退してそのスーパーマーケットまで車で連れて行ってくれた。車で10分もない所なので、近いと思っていても調べたら、歩くと46分かかるので常夏のフロリダを46分歩くということは自殺行為に近い。なのでどうしても車で通うしかないと思っている。

早速、受付カウンターで面接に来た旨を伝えてフロアにあるカフェスペースで待つこと10分。とうとうその時が来た。

夫と一緒に面接を受けれるわけはなく、マネージャーの一人に連れられて小さなオフィスに招かれた。

それまで用意していた言葉は全て吹っ飛び、なんとか面接官であるマネージャーと会話をすることができた。たかが面接だが英語での面接。しかも相手が何を言っているのかを理解できないと見当違いな答えになってしまうので本当に緊張したが、逆に鍛冶場の馬鹿力が出た。

もう必死に相手の言っていることを聞いて答えるしかないのだ。

なんとか言われていることを理解して面接を終えた。

とりあえず1番の難関、英語での面接をやり終えたらすっかり気分が楽になり、帰りの車では行きとは大違いで饒舌になっていた。

そして翌日の夕方に電話があり、いつもスパム電話しかかかってこない事に慣れていたのでその電話をスルーしていたら、夫の電話に電話がかかってきた。(番号も登録していたのでよかったです。)

すぐに電話を代わって出たが、スピーカーにして夫と共に聞いていたら、どうやら受かったらしい。来週の水曜日の10時に🆔を持ってきてください。ここまでしか聞き取れなかった。けど良かった。なんとか第一関門を突破した気分。

とりあえずは働くことが出来るということで、第一歩が始まった気分で何かが動き出し始めた。

ちょうど秋分の日が初日の手続の日となって、宇宙からそろそろ動き出してとお尻を叩かれる気持ちになった。やっと動き出したアメリカ生活、これからどんな事になるのかドキドキとワクワクです。

50歳になってもチャレンジングな人生を歩み続けるとは思ってもいませんでしたが、人生の流れに乗って新たな生活の場をアメリカフロリダ州 West Palm Beachに移住することになりました。その経緯や今後の生活で感じたことを綴っていきたいと思います。

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