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アメリカで働いていて起こる面白い瞬間#32『自由すぎて笑えるんだが』

ウエストパームビーチシティフェスの夜

朝の控え室での一コマ

アメリカのスーパーで働き始めて、2ヶ月弱だいぶ現場にも慣れてきました。日本では味わうことのあまりないアメリカで働いていて起こる面白い瞬間があったりします。

朝、スーパーの従業員専用の部屋に入っていくと、その日や時間帯によってそこに居合わせる、メンバーが変わり色々な人々が働いている事を思い知ります。

その日は前回にも私のブログに登場しているナオミが、朝から何やら怪訝そうな顔をしながらスマホをいじっていました。

「おはよう」と声をかけても気もそぞろです。まあ、いいや気にしない。という感じで自分も仕事に入る準備のためにエプロンを着用したり、ペットボトルと日焼け止め、名札などを準備していると、ナオミが大音量でダンスミュージックをかけ始め、踊り始めました。

怪訝そうな顔は、どうやら音楽を真剣に検索して選んでいたからのようです。

「Hey, come on Minako !」と私も音楽に乗ってダンスをしなよと、強要してきました。さすがに朝一番でノリノリのミュージックに乗って踊る気にはならなかったけど、気分は楽しくて思わず座りながらも何気にリズムにノってみました。すると満面の笑み。すごい嬉しそうな顔をして踊って自分の何かを解放するかのようにダンスを楽しんでいます。

そして、また新たにズマというラテンアメリカンの多分、60歳近い年代の女性もその音楽を聴くと当たり前にダンスをし始め、小さなダンスホールにいるような気分にさせられます。

ナオミがトイレに入ってしまっている間も大音量のダンスミュージックがかかったままです。私も大音量の中、気にしないで自分のスマホを触りながら仕事開始までの時間をそこに座っていましたが、それから何人かが入室してきました。当人のナオミがいないその状況は、まるで私がその音楽を大音量でかけているような状況になってしまっていないか少し心配になりました。というのも、その音楽があまりにも大音量だったので、入ってきた人もびっくりしてすぐに出て行ってしまった人がいたからです。

そのうちにナオミは戻ってきましたが、気にしても仕方がないので、私も仕事に取り掛かりに控室から出て行きました。

それ以外の場所でも

また、レジでお客様の荷物を詰めている時、後ろの方のレジからは楽しそうに歌う男女の声が聞こえて、振り返ると、また、ナオミがお客様をお巻き込んで歌を一緒に歌っていました。「えっ?」耳を疑いましたが確かに歌っていました。

こういった自分が楽しいと思ったら、周りの目を気にしないで楽しんでしまう。そんな自由な感覚があるのが日本にいた時には味わえなかった面白いな、と思える瞬間です。

またある時は、仕事の合間にトイレに入ろうと思い、控室に入ると、入口の椅子に座って疲れ切った男性が項垂れて座っていました。その男性は始めて見る方だったのでよく知らない人でした。

あまりにも疲れ果てているだろうことが予想されたので、一声かけてお互いに知らない顔をしていたら、突然その男性が私の足元のスニーカーに反応して声をかけてきました。さっきまで項垂れていたのに豹変して元気な声です。

「アッ、そのスニーカーいいよね。俺も同じの持ってるよ。」的な会話でしたがそこでまたコミュニケーションが生まれ、ちょっとした顔見知りになりました。

と言った具合に、ひょんなことから会話が生まれ、そこからその人の違ったパーソナリティが垣間見れるのも面白いなと思わせるそんな一コマでした。

そしてレジで袋詰めをしている時に何か、人の気配を私の近くに感じると思うと、そのレジで働いているキャッシャーの女性の知り合いのおばさんが(一応、お客様)その女性と話すために、ただ話すためのためにずっとそこに居続けて私達が仕事をしているにも関わらず気が済むまでそこにい続けて話を続けているということがあります。

人との境界線が薄い。そんな感じを体感させられる一コマでした。

とにかく日本にいる時には感じることが少ない、人間らしい面白みをたくさん垣間見ることがあります。まだ他にも色々とありますが今回はちょっとしたアメリカ人の面白さをご紹介してみました。日本でこれをやったらあり得ない、というようなことが普通に起こるアメリカのスーパーでの出来事でした。

50歳になってもチャレンジングな人生を歩み続けるとは思ってもいませんでしたが、人生の流れに乗って新たな生活の場をアメリカフロリダ州 West Palm Beachに移住することになりました。その経緯や今後の生活で感じたことを綴っていきたいと思います。

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