• HOME
  • BLOG
  • Life
  • アメリカに住んで経済的危機直面中、新たなチャレンジとしてアパート探し#38

アメリカに住んで経済的危機直面中、新たなチャレンジとしてアパート探し#38

アパートのプール

前回のブログ投稿から少し時間が経ってしまいました。

やっとスーパーでのいざこざが落ち着き、だいぶ仕事にも慣れてきたのですが、経済的な問題からやる気が削がれていた状態が続いていました。ブログで語る気にもなれず、なんだかぐったりきてしまい、なんとなく時間が経ってしまっていました。

このまま今の状況にしがみついて生きていたい反面、このままではいられない状況が押し寄せています。居心地のよかった今のアパートに住んで居られなくなるなら、最後に思いっきりプールで泳ぎ、夏気分を堪能してからこのブログを書こうと思いました。こんなことをブログで書きたくもないのだが、この時代に50代でアメリカ移住というアメリカで新生活を始めるという事の現状はこういう状況であるという事を記しておこうと思ったので書いてみる事にします。

アメリカの物価高騰

『えーっ、このままここに住んでいられなくなるの?』

前からアメリカで経済的な問題が出てくると言われてはいたが、まさに今その時を現実世界で実感中です。

2018年に、夫が先に渡米し40年ぶりにアメリカでの生活を始める事となってから早くも5年が経とうとしています。このアパートを決める時も、夫にはアメリカで収入がなく何もないままに日本からアメリカに帰国したので、クレジットスコア(クレジットカードを使用して、ちゃんとお金を回していけている事で得られる信用度)がゼロの状態から徐々にクレジットスコアを獲得して、やっと生活も基盤に乗ってきたのも束の間、それと共に家賃は当時から300ドル(日本円で約42,000円)もアップし今年の12月の契約更新でさらに値上がりが予想される。

現在の家賃は2Bedroom 1.5bathroomで1975ドル(日本円で焼く276,000円)日本円換算にすると『高っ』と思わず声が出る。

本来なら二人で住むのだから1Bedroomにすればよかったのだが、日本からの荷物をほぼアメリカに持ち込んでいるのと、日本からの家族が来たときに泊まれるようにと思って、2Bedroomにしてしまったのだ。今は1Bedroomでも大して安くはないので、気持ちの問題なのだが,少しでも安いに越したことはない。

今まで当たり前に2Bedroomを使用して家具や荷物を配置していたので、ゆとりがありとても快適に過ごせている。

だが、家賃がこれほどまでに家計を圧迫することを考えるとこのままここに暮らすことは不可能なのです。今までは実家から援助をしてもらいながら、なんとか凌いでこられたが、いつまでも親に頼っているわけにはいかない。生命保険の前払いも利用した。もうそれも無くなった。

前からわかっている事だったが、ここまで生活を切り替える事を先延ばしにしてきたツケが回ってきてしまった。最近では1ヶ月の家賃を月初めの1日に払えなくて、色々とやりくりをして、半月遅れで支払ったにも関わらず、ペナルティ料金が発生し198ドルも追加料金を取られてしまった。さらにお金を支払う事になってるではないか。

しかも契約更新の月に引っ越しをすれば手数料はかからないが、それ以外の月に引っ越すとなるとペナルティ料金を家賃の2倍支払わなくてはならない。

それでも近々引っ越しをする事を検討しているのである。もう待ってはいられない。

夫のお給料も最初の頃から、少しずつ上がってきてはいても、並行して家賃も値上がりするので、多少上がったとしても、暮らしは楽になるというより変わらない。

アメリカの家賃制度は意味がわからない。

毎年家賃が当たり前に値上がりするから、常にアパートを探し続けなくてはならないなんてあり得ない。

しかもアメリカ北部からのお金持ちの移住者達が、暖かい地域に移り住んできているのも問題にあると思われます。

普通にここで暮らしている者たちより、はるかにお金があるので、当たり前に易々と住居をここに構えたりしているのを見ると、世の中の格差社会のえげつなさを垣間見ます。

これは、私達だけの問題ではなく、スーパーで働く70代の同僚女性も去年、引っ越したアパートに住んでいられなくなり、また探すと言っていたし、同じアパートに暮らす30代と60代の二人暮らしの親子も、同じく新しくアパートを探しているのが現状なのです。

私が頑張れよ

そうなんです。私の働きが足りないのです。生活費として捻出できるお金を稼げていないのです。

只今54歳、もうすぐ55歳(心は30歳)。やはりスーパーでの炎天下の中でカートを集荷し重い荷物を運ぶのは体力勝負で、体力の消耗を感じざるを得ません。カートだけではなく、レジでお客様の購入品を袋に詰めるバガーの仕事も、とても気を使います。

朝、起きた時に、ただでさえ体が重く感じるのに、炎天下の中で働くことを思うと

「今日も私、大丈夫かな?」と不安がよぎります。

平日の週3日、10時から5時で働く事を希望しているにも関わらず、この時期は観光客も減るので、私の仕事のシフトも今までよりもさらに少なくなっています。

かといってフルタイムの仕事に、切り替えるのはやはり体力的、精神的に無理が生じてしまいます。ランダムに早朝や深夜近くまでのシフトで働く元気が今の私には、言葉と車が運転できないということがネックになって、それをやりこなす自信がないのです。

しかも簡単にはフルタイムにはなれない仕組みのようです。何年も頑張った人がやっとフルタイムに切り替えられたのを見ると、そう簡単ではないようです。

まぁ、とりあえず仕事をしなければと、思って始めた仕事で、英語が拙い私でも働かせていただいているので、ありがたく仕事をさせて頂いていますが、このままずっとここで仕事を続けるかどうかは、やはり考えものです。

とりあえず今まで給料の半分は生活費として入れていましたが、それも難しくなってきました。

何せ、仕事に通うのに、タクシー代、たまに昼食代、やはり日用品や化粧品と、たまに美容院と、自分にかかる支払いだけでもとてもお金がかかります。最近は、自分の食べる朝食や飲み物も夫に頼らずに自分で支払わないと家計が大変になってきました。

夕食以外は食べる時間も食べる物も別々なので、生活費とはまた別に自分の食べ物(朝食やランチで)支払いについても自分次第ということになってきています。このままでは、栄養不足や栄養過多に陥りそうです。

家を探し始める

本当は家を購入した方が月々の支払いが多少安くなるし、資産にもなるのでそうしたかったのですが、今はその時ではない。家自体が高い。

だから新たに賃貸アパートメント(日本で言う所のマンションのような住居)を探している。

問題は家賃。安いに越したことはない。ただ、あまりにも安いとアメリカでは治安が悪い場所に住む事になってしまうので、それも危険で生活するのに不安要素となってしまう。

適度に快適に暮らせて、安い所となると、高齢者住宅となる。

どうやら60歳以上なら入居可能ということで、先日内覧に行ってみた。

敷地内はゲートを通っていくので、セキュリティはOK。敷地内はかなり広大であるが、建物はとても古い。(大体1970年代初頭のもの)しかも大体の部屋が、洗濯機と乾燥機がなく、建物毎にランドリールームがついている。

部屋によっては自腹で洗濯乾燥機を設置できる部屋もあったが、それは家賃が高額だった。

今の私達はそんな事を言っていられないのだ。

それでも、汗をかく仕事をしている私は洗濯乾燥機のある部屋を諦められず、今も必死にそこ以外の、他のアパートをネット物色しているのである。

ある時、1Bedroomが$1,649(約230,000円)、かなり狭くなるが、仕事場に歩いて通えるので、いいかなと思って、内覧を申し込んだ。

アパートに隣接するオフィスも綺麗で、24時間フィットネスがあり、飲み物まで出してくれて、いい感じ。と思って待っていた。

1Bedroomを見にきたのだが、空いているのは2 Bedroomとの事で、そこを見せてもらった。

ちなみにお値段$1,799(250,000円)。

広々して、景色もよく、バスタブ付き、洗濯乾燥機もついている。

いい気分で内覧が終わり、『ここ、すごくいいね。』と夫に伝え、案内の女性に色々英語で話していたので後で聞けばいいや、とその時の会話には加わらずにいたので私は知らなかったのだ。

収入が家賃の3倍あること。銀行口座に家賃の9倍の残高がある事が条件だそう。

そんなのあるわけがない、日々の生活でいっぱい、いっぱいである。撃沈されました。

高所得者向けの賃貸だとは知らずに内覧に行った私達が悪かったです。

『はぁ。』思わずため息が出る。

家賃の3倍の給料を計算してみたが、$5,398(755,000円)である。世の中にはその金額を普通にもらっている人がいるのに、自分とは程遠い。しかも家賃の9倍の額$16,191(2,265,000円)が普通に口座にある人って、かなりのお金持ちである。

そのアパートメントもすごい高級アパートではないのにも関わらず、そのような人を対象にするとは、どういうことなんだろう?世の中の仕組みがよくわからなくなる。

どう考えても普通に働いているだけでは、この金額は生み出せない人が多いのに。何かがおかしい。

スーパーのお客様も

家賃だけの問題ではない。しかも食費も少しずつ根上がりを見せ、スーパーに来るお客様の中にはお金が足りなくて、購入したものを持って帰れずに、諦めて去っていく方もチラホラ見かける。

アメリカでは政府発効のEBTカードというカードで買い物をするお客様もたくさん来る。食料品をそのカードで買える低所得者の方向けのカードが発行されている。それでも1ヶ月に使える額が決まっているので残高が足りなくなってしまう等で、カートに積んでいた物を、選りすぐって購入し後は返却扱いする場合がある。

レジでお客様が目を丸くしている姿もみる。

『これしか買っていないのに、こんなに値段がするの?』

『ランチ代で10ドル以上(約1400円)になるなんてあり得ないわ』

ちょっとしたものを買っているだけなのに、という気持ちなのでしょう。本当にそう思います。

これをスピリチュアル的に捉えてみる事にする

またまた変化の時を迎えようとしています。このままここで暮らしても、魂的な成長が見られないのは分かっていましたが、生活に慣れることが必至でそれ以上のアメリカ生活における進化をしていない、惰性で生きている事には気がついていました。

宇宙は『今のままでは、なんのためにアメリカに来たのかわからないでしょ、そろそろそこを動く時だよと』伝えてくれているようです。

引越し先の洗濯乾燥機がないことが、なぜこんなにイヤなのか?私はこのまま、ここで暮らしたいのに、それは許されないのです。

『これ以上、もっといいことが?』この言葉は、最近よくスピリチュアルの動画などを見ていると目にするのですが、まさにそう思って進むしかありません。

自分が顕在意識で考えている以上に、魂が望んでいる良いことが待っているかもしれないのです。

自分の内側が現実を映し出すと言いますが、私が望んんでいるのは、この不足感や、不安感を手放さない限り、この現状は変わらずに続いていくということ。

マトリックス社会が作り出す、経済的危機をどう乗り越えていけるのかと共に、私の中にある、依存心を手放し、(夫がいないとアメリカでは身動きが取れないという思い込み)望む生き方ができるように促されているような気がします。

そのためには『このままでは、何も起こりませんよ』と。

私は50歳からの新たなチャレンジとして掲げているのは、ただチャレンジをするという事ではなく、日本人として日本で今まで生きてきた日本人仕様の価値観を、アメリカに来る事で生活の中で感じる違和感を、どれだけ統合させて、固定観念を手放し、柔軟に対応して、魂的に成長してく事なんだと思われます。

まずは、アメリカで運転免許を取ること、英語をブラッシュアップしてアメリカで何なく暮らしていけること。その為に突き動かされているのかもしれません。その先がどうなるのかわかりませんが、この状況に飲み込まれる事なく、できることを淡々とこなしながら生きていこうと思う今日この頃です。

50歳になってもチャレンジングな人生を歩み続けるとは思ってもいませんでしたが、人生の流れに乗って新たな生活の場をアメリカフロリダ州 West Palm Beachに移住することになりました。その経緯や今後の生活で感じたことを綴っていきたいと思います。

関連記事