フロリダへ出発#10
出発の前日まで荷造りに終われ、とりあえずの荷物を詰めていけばいいのだが何か落ち着かない。スーツケースに入りきらない荷物は後で送ってもらう手配を整えていたが、色々とやる事があってかなりテンパってしまいました。
PCR検査の結果の渡航証明をもらいに夕方、浜松町まで出向かなくてはならないのだ。前日なのにまだ後から送る荷物の手配に手間取り、慌ただしくテンパって今までの我慢と疲れとパニックで不覚にも泣いてしまいました。妹と最後の夜にご飯を食べようということで、一緒に出かけることになっていたのですが、ちょっとしたことで喧嘩になってしまったのです。どうにか行きの電車の中で気を鎮めて、なんとか気持ちも収まり渡航証明を無事に受け取りました。
8時で飲食店は閉まってしまうので、どこに行こうかと迷って決めたのは、有楽町にある韓国料理屋。最後の晩餐ということで、ビール、サムギョプサル、チヂミ、純豆腐とオーダーしお腹いっぱいになって帰途につきました。
妹とはこれまで苦楽を共に過ごしてきた戦友のような仲で、これまでのいろんなことが感慨深く、お互いの新しい門出を乾杯をし、最後の夜も楽しいひと時を過ごしました。
空港へ
翌日のフライトは17時35分ゆっくりなので助かりました。ハイヤーの迎えは13時に家の前に来てくれることになっているのもありがたかったです。日本の街並みを眺めながら空港へ向かいました。
フロリダは暖かいけど、途中下車をするアトランタはまだ寒い。何を着ていくか迷った末に、半袖のTシャツの上に、ロングTシャツ、その上にモコモコのパーカーを羽織りジーンズを履いた。道中で、暑かったら脱げば良いようにしておきました。
コロナ禍で空港はとても空いていました。デルタ航空のカウンターですぐに手続きをしてくれて、事前に準備していたコロナ禍で飛行機に乗る際に必要な書類を渡します。
スーツケースを預けるのは少し不安でした。というのも絶対重量オーバーしていると、分かっていたからです。超過料金を払わないといけないと覚悟していましたが、確かにオーバーしていたようでしたけど、なぜか今回は何も言われずに済んだ事がありがたかったです。
空港へは14時過ぎにつき、ランチを食べることにした。飛行機の中ではあまり食べられない方なので、今の内にある程度食べておこうと思ったのだ。けど、お店はあまり空いていないので牛丼を頂きました。後で気がついたが隣接するホテルでもランチを食べることができたようで、今度はそこに行ってみようと思います。
母と妹が一緒に来てくれていて、最後に写真を撮ったりしてして過ごしているうちに時間が近づいてきました。別れを惜しんでいるとかえって寂しくなってしまうので、またすぐに帰ってくるから的な感じで、出発ゲートに向かいました。

機内持ち込みの荷物を、手荷物検査でチェックを受けてからゲートに向かいます。思いのほか、同じ飛行機に乗る人がたくさんいてびっくり。私は窓際の席の通路側を予約していたので、飛行機の中に入ったら、窓側はもちろん、真ん中の席にも人がいなかたので、気楽に過ごす事ができてよかったです。あの人々はどこへ行ったのだろうと思いました。
飛行機の中で過ごすのは昨年10月に帰国してから4ヶ月ぶりです。私は乗り物酔いになりやすいタイプなので、機内に長時間いる事が苦痛で、トータルで16時間10分のフライトはとても長く、ナーバスになってしまいます。いかにして過ごすことができるかでその後の体調にも影響しますよね。
今回もおトイレがすぐ近くの席を予約したので、それも気が楽に過ごせました。最初のお食事の時間がきたけど、あまり食べられず、映画を見たり、音楽を聴いたりして、うつらうつらしながら過ごしました。幸い、横になることができたのでとても助かりました。この後のトランジットでの手続きがうまくいくかもストレスでしたが、体調が意外と良かったのでいつものフライトの感覚より楽に感じました。

アトランタ空港に無事到着
今回はVISAを持っていたので、帰されることになることはないとは思いますが、世の中的にはコロナで入国拒否とかもあるかもとか、いろんなことがまことしやかに言われていたので心配でした。入国審査では、私の情報(VISA所持者)がすでに伝わっているらしく、そのページを見せるように指示されます。あとは簡単な質問を受け、夫の電話番号とか所持金とか、住所等を聞かれました。そして係の者が来るのでついて行くように言われ、係の女性が現れ、その後について少し歩いていくとブースがあり、その横の椅子で待機するように言われました。
5分ほど待っていると係官から名前を呼ばれました。胸に手を当てるように言われ(宣誓をしてから)指示の通りにします。
『グリーンカードの代わりにこのVISAが仮にその役割になるが1年で切れるのでその前にグリーンカードの手続きを済まてください。3ヶ月以内に自宅に届きます。』的な説明(英語なのでよく分からずですが、大体そんな感じだと理解しました)を受けて預けた荷物を引き取りに向かいました。
2つの荷物はとても重かったけど、必死に引き上げてカートに積みます。そしてトランジットの矢印に沿って進むとさらに目的地別に荷物を預けます。
空港内のトレインに乗って目的ゲートに向かいます。
あとは目的地の搭乗ゲートで待つばかり。色々とやっていたらとても汗をかいていたの持参したTシャツを着替えに、トイレへ行きました。顔も洗って荷物の整理をして、ゲートに着くとウェストパームビーチに向かう為にたくさんの人がいてびっくりしました。
やっと一息つけたのでここで夫にSkypeで連絡を取ってホッとしました。あともう少しで会うことができます。楽しみです。
いざ、フロリダへ
約1時間45分のフライトはあっという間でした。手荷物に小さなトランクとリュックを背負っていたのですが、中にパソコンや着替え、本、リラックスグッズと貴重品と化粧ポーチと意外とたくさんになってしまい、思いのほかすごい重さになっていました。
国内線の座席は満席で小さな機種だったので、座席の下に小さいスーツケースが入らず、そのまま置いていたら、案の定、客室乗務員から上の棚に入れるように言われてしまいました。重くて一人では持ち上げられなくて困っていると、隣の席の男性が荷物を棚に入れてくれました。とてもありがたかったです。
機内での時間があっという間に過ぎ、夜、7時55分念願のウェストパームビーチに到着しました。
この空港はとても単純なのであとは人の流れに沿って出口に向かうだけです。
通路を歩いて行くと前方右方向に見覚えのある男性が薔薇の花束を抱えて待っていました。
実質25日ぶりの再会ですが、2年半離れて暮らしていたので念願かなってやっと一緒にここで暮らすことができるのです。感動で思わず涙が出てきましたが、すぐに気を取り直して笑顔で再会を喜び合いました。
これから本格的にアメリカ生活が始まります。先の事は何もわからないけど、アメリカという場所で暮らすことを決めてから約3年が過ぎてやっとここまで辿り着きました。これからどんな事が待っているのかワクワク、ドキドキです。









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