アメリカ大使館面接#4『えっ?何がダメなんですか?』

アメリカ国土の国旗

アメリカ大使館の面接がやっと決まった。2018年の3月にvisaを申し込んでから約2年8ヶ月後にその時がきました。

日本からの引っ越し荷物がそのままだったのでそれを片付けにアメリカに3ヶ月滞在していたのですが、2020年10月12日に、日本に帰国しました。アメリカ生活から帰国し14日間の隔離生活を経て、とうとうアメリカ大使館での面接の日が決定しました。アメリカに行っている間の8月中に面接の打診をされていましたが、まだアメリカに片付けに行っている最中だったので日本に途中で帰国することができなかったのです。そんなわけで帰国後にやっと面接を受けることになりました。

1回で終わるだろうと思っていたのですが、私の場合、そう簡単ではありませんでした。

健康診断を受ける

帰国後まずは、10月30日に聖母病院(大使館指定の病院)で2回目の健康診断をしました。

実は2019年5月にも聖母病院で検診済みだったのですが、健診結果書類の有効期限は受診日より6ヶ月です。という事で私は再度検診を受ける事になり、再びその経費が31,820円もかかってしまいました。

検診を受診するには予約が必要です。平日の火曜日と金曜日のうち定員が空いていれば入れてもらえます。しかも朝8時から受付と割と時間制限があり悩ましいところです。面接の日までに結果を受け取る事を見越して予約する必要があります。

検査は以前受診していたので必要な予防接種注射などはしなくてよかったのですが、基本的なものとレントゲン、血液検査、尿検査、先生の問診で終了し後日検査結果を受け取りに行きました。

自分の予防接種が何が必要かは国によって違うようなので事前にサイトで確認しておくと良いと思います。

私は1回目の時に自分の予防接種の記録が定かではなかったので、一応抗体検査も受けました。私の場合はおたふく風邪の抗体がなかったので追加で予防接種を受けました。やはり抗体検査をやっておいてよかったと思いました。

その当時も健康診断受診後、なかなかVISA面接に呼ばれず、年末になっても一向に呼ばれず、とうとう2020年の年が明けてもうそろそろだと思っていたら、コロナウィルスで世界規模のロックダウンになり、アメリカ大使館のvisa業務も停止するということでなかなか進まなかったのです。本来ならすぐに面接の通知がくるはずですが、この時もすでに6ヶ月以上が経過しているのでかなり時間が経ってしまっていて本当にいつ行けるのだろうか?と半信半疑でしたが、すでに健康診断の再検診が必要になっている事、自体ががありえないのですよね・・・。

そうこうしているうちにアメリカへ日本の家族の荷物がほとんど送られた状態のまま倉庫に入ったままだったので、とりあえず荷物の整理をしに7月から3ヶ月間フロリダに滞在することになりました。滞在中にやっと8月25日に面接に呼ばれたのですが、帰国は10月なので行くことができない、再検診も必要ということで2、3回のやり取りの後、11月20日に面接日が決定しました。

面接の日

当日の朝は5時に起きてシャワーを浴びてリフレッシュ。前の晩は緊張していたようであまり眠れませんでした。身支度を整えて7時には家を出ました。

国会議事堂の駅に着いて、大使館近くに行くと警官が道に立っていたので大使館の場所を尋ねました。

今日は何をしに大使館に来たのか、名前、パスポートをなどの書類をチェックされて、すぐそこにある大使館の場所を教えてもらいました。少し歩くと外の受付の机に男性職員が2名おり名前を聞かれ、パスポートと提出書類をチェックされました。時間が少し早すぎたのでそのままその場で5分くらい待機し、8時15分に大使館に入管が許可されました。

まずはスマホのwifiをoffにして籠に入れるよう指示され、手持ちバックと共にセイフティチェックの機械に通されます。そして荷物を受け取り中に入ってからの説明を受けやっと中に入ることができました。中に入って受付番号の紙を受け取り004番。その番号が呼ばれたら街灯の窓口に行きまずは持参した書類を渡す➡︎フィンガープリント採取➡︎面接と3回に分けて呼ばれます。

書類審査

書類受付はすぐに呼ばれました。持参書類は

❶写真2枚❷パスポート❸ポリスサーティフィケイト❹ヘルスチェック検診結果❺離婚証明書/英訳❻戸籍謄本/英訳❼結婚証明書/英訳 ❽ダリルの離婚証明が取れない理由書❾ゆうパックの封筒

これらを持参したが、夫の離婚証明書がないということが先方には理解できないようで、取得できない理由を説明したのですが、すんなり受け入れてくれませんでしたが、最終的に領事の判断になるとのことで一旦その書類受付は完了しました。結局❺と❻は必要なかったのに原本が必要だという理由で2日目前に区役所まで証明書を取得しにわざわざ行ったけど必要はなかったようです。どうやら❻で事足りたらしい。

指紋検査と面接

その次のフィンガープリントは呼ばれるまでに約30分待ちましたが、それ自体は問題なく進みました。

私より後の番号の人が先に呼ばれたりしていたので、何か書類に問題があったのかと少し不安になりましたが、気にしてもしょうがないと開き直り、面接までの時間は本を読んだりして過ごしました。そして約40分後にやっと面接に呼ばれました。私の番が来てブースに行くと、白人の男性の面接官から自分の胸に手を当てるように言われ、虚偽の申告をしていない、という宣誓をさせられます。そして英語と日本語のどちらで話すかを聞かれたので、もちろん日本語で話してくれるようお願いし質問が始まりました。

面接で話した内容

面接官は透明な衝立ブースの向こう側で大きな画面に映るデータを操作しながらその都度質問しながら入力しています。自分の名前や、いつ結婚したのか、旦那さんの名前、義理の父の名前、1998年から夫はリタイヤしていることになっているが、その間から今まで仕事はしているのか、とか、そんなことがあるはずないのであるがどうやらそのように提出したデータの中ではそうであったらしく変な質問をされました。今現在、夫は何の仕事をしているのかとか諸々の質問のあとで、とうとう離婚証明書がなぜ取得できなかったのか聞かれました。

この件についての詳細はまた別の記事で追記しますね。

理由としてはまず彼はアメリカ人で日本に戸籍謄本はない、ましてや離婚をしたのが1985年、2001年それぞれ別の場所に住んでいて離婚の際は彼が離婚届を提出していないらしい。(元妻が提出しているようである)私もすでにアメリカに住んでいる彼の委任状を持って、わざわざ彼の以前に住んでいた町の市役所まで、離婚証明書を取りに行ったのですが、実際にはその年のその町での離婚証明書は見つからず、どうやら元妻の戸籍のある役所でないと取得できないと言われてしまい取得できませんでした。その戸籍謄本は本人でないと取得できないという理由で諦めざるを得なかったのです。

その理由を事前にNVC(National Visa Center)に提出して、もし必要ならどうしたら良いのかアドバイスを大使館にも求めていたのですが、何の回答もないまま今回の面接まで進んだので問題はないと思っていました。でも実際には違っていました。どんなに理由を説明しても理解してもらえず、ではどうしたら良いのかを求めてもその答えはもらえず要をなさない。一体どうしたら良いのかと、途方に暮れてしましました。

結果、今回のvisa面接では失敗に終わりました。

若い時の結婚ならいろんな履歴が新しいので自分達も色々とすぐに対応できたのでしょうが、なにせ年配に近い私にとっては全ての事を思い出しながらの対応をしなければならないので、全てがとても時間がかかるのです。

結局パスポートは返却されず、その代わりに彼のTAX情報がアップロードされていなかったのでその書類をアップロードするようにという事と、離婚の証拠書類の提出を再度もとめられそのことが書いてある書類を渡され、彼に送るように言われました。どんなに先の理由を説明しても、どうしたら良いのか尋ねましたが、ここではわからないので改めて対応し直すよう言われその場はそれでおしまいとなってしまいました。

ここで説明してくれないなら、どこで説明してもらえるのか・・・。

ほんと途方にくれ泣きそうになりました。

何とも釈然としないままトイレに行って大使館を後にしました。

外に出てからすぐに夫にLineして状況の説明をしました。彼もこれで全てのことが完了してvisaのことは終わり、やっと一人で頑張っていたアメリカの暮らしも終わると思っていたので、とてもがっかりすると共に、大使館のあり方に一瞬、憤慨しておりました。ただ理由が私ではなく彼の離婚書類とアメリカでのtax状況のデータがなかったということで改めてそのデータのアップロードをしなければならないのは面倒だが再度やるしかない。それもこれもコロナや色々と待たされていたことが原因なのであるが。。。

とにかくあと少しのところでまたしても待ったがかかっている。やることをやって待つしかない。早く解決してほしい。でも私にはなすすべがないので、とにかく対処できることをするしかないのです。

ここまでが面接の一連の出来事となりますが、この後VISA取得までにはもう少し時間がかかる事になるのです。

やことはやったけど、まだ足りていない事がある。いつかは手にする事ができるとわかっているけど本当にもどかしい。次回に続きます。

50歳になってもチャレンジングな人生を歩み続けるとは思ってもいませんでしたが、人生の流れに乗って新たな生活の場をアメリカフロリダ州 West Palm Beachに移住することになりました。その経緯や今後の生活で感じたことを綴っていきたいと思います。

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