アメリカでパスポート申請#24『簡単だけど行くのが面倒』
去年アメリカに移住し、とうとうパスポートの有効期限が去年切れてしまっていたのだが、私の場合、マイアミ日本総領事館に手続きに行かなければなりません。
そこへ行くには車で約1時間弱、しかも車の免許はまだアメリカでは取得できておらず、夫に連れて行ってもらわなければならない、というのが現状です。今回は初めてマイアミの日本総領事館まで行かなければならないということで、車では渋滞で時間がどのくらい掛かるか検討がつかないので、夫に付き添ってもらいブライトラインに乗って行く事にしました。
まずは必要書類として戸籍謄本(全部事項記載のもので6ヶ月以内に取得した物)を日本にいる家族に委任状を送ってから、取りに行ってもらい取り寄せました。これにも時間的に余裕を持って手元に届くのに10日位を見積もっておいた方が良いです。
去年の11月に取りに行ってもらったのですが、私がパスポートの手続きに行けたのが5ヶ月後。ギリギリでした。
それから事前にパスポート申請手続きをネット上の申告書に入力して印刷したものを用意しておきます。私は10年用の新規申請をすることにしました。これは去年のうちから入力しておいたのですが、行く前に確認し直したら、意外とローマ字表記の入力がヘボン式と非ヘボン式で違うので作り直したり、(これは以前に入力した時にうまくローマ字表記の所の変換が出来なかったので放置していたと言うこともあり再度入力をし直したりしました。)本籍地が戸籍謄本で使用しているのが漢数字だったので正しく漢数字で入力し直したり、何気に緊急連絡先の電話番号を間違えていたりとミスが多く、結局行く前に作り直し、印刷をし直しました。その時は大丈夫だと思っていたのですが、見直してみると案外間違えている箇所が見つかり、焦りました。
直接行く前に念の為、日本総領事館に問い合わせたところ、予約が必要ということで早速メールで予約をしました。これも確認しておいてよかった事です。
夫に仕事を休める日を確認し、約1ヶ月後位に予約が取れたので、それに合わせて顔写真を撮りに行きました。最初にWalgreen という日本で言うところのファーマシーストア(薬局のほかいろんな物が売っているドラッグストア)で写真を撮ってくれるサービスがあるのでそこへ行きました。そうしたら、ちょうど写真加工の機会が壊れていると言うことで、すぐには撮ることが出来ずに、1週間後にCVS(こちらもファーマーシーストア)で撮ることが出来ました。
そう言う意味でも時間的に余裕を持って手続きを進める必要があります。
あとは期限切れのパスポート、グリーンカード、現住所の確認ができるものを準備。そして手数料は現金で148ドルを用意する必要があります。
現住所の確認できるものは本来はアメリカの運転免許証やフロリダ州のIDカード、そのほか公共料金請求書、賃貸契約書などの本人の住所確認が出来るものが必要となりますが、私の場合はいずれのものもなかったので、私宛に送付された物の送付書でも大丈夫かどうかを事前確認して承諾してもらいました。
必要書類が揃いいざ出発です。
ブライトラインに乗ってマイアミへ
ブライトラインに乗るのはこれで2回目。マイアミ、フォートラーダーデール、ウエストパームビーチを繋ぐローカル列車です。4年前に乗った時はまだ出来たばかりで駅や列車の全てが真新しかったのを覚えています。
今回はパスポート申請手続きの予約時間が午前10時30分だったので、ブライトラインは8時48分発のものを事前に往復でオンラインで予約してもらいました。朝は渋滞を考慮して駅まで行くのに余裕を持って7時40分に家を出発。いつもなら20分もあれば着いてしまう場所でも30分以上かかります。マイアミまではブライトラインに乗って1時間です。
駅の隣にあるビルの中にパーキングして駅に入ると近未来のように明るい駅に到着。チケットをスキャンしてゲットしてからエスカレーターを登り、そこで空港のように手荷物検査と身体検査を受け、安全確認をされてゲートを通過します。そしてチケットをスキャンしてやっと自由に待合室で待機することが出来ました。
今回はプレミアムシートを予約していたので乗る前からフリードリンク、フリーフードがある場所でゆっくり待つことができ、私はホットラテとチョコレートミニクロワッサンを頂きました。夫はもちろん朝からビールです。ヨーグルトやシリアル、フルーツなどの軽食もあり朝食をそこで食べられるようになっていました。
20分ほどラウンジでゆっくり過ごし搭乗時間となったので、ホームに向かいます。
その日は平日ということもあり空席が目立ちましたが、私達の席はテーブル付きの4人向かい合わせの席で夫と隣同士で並んで座る席でした。その向かいの席に若い女性が先に座っていましたが、気まずかったのか他の空いている席に移動してくれました。
列車の中も快適で皮の白いシートでゆったり座れます。出発と同時にサービスが開始。冷たいおしぼりとサニタイザーを配ってくれます。
少し経つと、飲み物の無料サービスです。ここでも私はまたコーヒーを注文しましたが、その他にワイン、ビール、ソフトドリンクと各種飲み物が揃っておりました。
そしてスナック菓子がさらに配られます。外の景色をのんびり楽しみながら約1時間でマイアミに到着しました。



マイアミは2回目ですが今回は違う場所へ。都会なので私達は少しお登りさん状態。でもブライトラインの料金に含まれている迎えの車が日本領事館のあるビルの前まで連れて行ってくれる、ということで安心していました。さすがに地理感覚がないと、どこの場所にあるか戸惑ってしまいます。本来ならそこから地下鉄に乗って行くと2駅ほどで着くらしいのですが、迎えの車に乗って行き安心でした。
その車もテスラ車です。最新のマップが搭載されており乗り心地も良かったです。運転手も女性でドアを開けてくれ、気さくに礼儀正しく対応してくれ快適でした。
日本総領事館の入っているブリッケルシティセンタービルの前まで乗せてくれたのですが、ショッピングセンターの方に入ってしまい、そのビルにはお店しかないようで表記がなかったので焦りました。そこから日本総領事館の入っているビルへの行き方がわからなくて、総領事館に電話をして入口の目印であるCHASE BANKを目指しますがなかなか辿り着けずに少し街中を歩き回りました。街中でバレットサービスをしているお兄さんが2名いたのでアドレスを渡してマップ検索してくれて該当のビルを教えてくれたので、やっとそこまで行くことが出来ました。
CHASE BANKのビルを入ってエレベータで32階に辿り着きホッとしました。時間に余裕があると思っていたのですが、迷ってしまったので15分も遅刻してしまいましたが、大丈夫で良かったです。
受付は鍵が掛かっておりマスクを着用して、アメリカ人の年配の男性が受付で対応してくれ、訪問者リストに名前等を記入して携帯電話を鍵のあるボックスに預けてやっと日本総領事館のパスポート申請手続きのできるオフィスに入りました。
オフィスはすっかりそこは日本といった感じで、日本にある高官庁のオフィスとなんら変わりない、こう言ったらなんですが殺風景なオフィスです。予約に時間を過ぎてしまっているせいか、対応してくれる方が見当たらず、少し待つ事に。10分ほどしてやっと担当者が窓口に現れてくれたので、持参した必要なものを提出し、あとは呼ばれるまで約15分程待って、晴れて新しいパスポートを手に入れることが出来ました。
ここに辿り着くまで準備にはすごく時間がかかりましたが、手続き自体はあっという間に終わり、(日本にいた時は1週間後に取りに行ったと思ったのですが)とてもあっけなく終わりました。
私は知らなかったのですが、どうやら移住したら在留届を提出しなければならなかったらしく、これも「オンラインでできるので手続きをして下さい。」と言われました。
せっかく都会のマイアミに来たので久しぶりにラーメンが食べたいと思って、職員に聞いてみたのですが、この辺は日本のような美味しい美味しいラーメン屋はないとのこと。残念に思いながらyelpで検索して近くのラーメンを食べられるお店まで行ってみたのですがお昼時間にもかかわらず 閉まっており、仕方がないのでchineese のお店でチャーハンと餃子と枝豆とビールを頂きました。
帰りのブライトラインまで約2時間ほどあったので街をブラブラしようとも思いましたが、また駅まで行くのに迷って時間が合わないと困るので、地下鉄でマイアミの駅まで戻ろうとして駅まで行ったら、なんと無料のMetromoverという街を巡回運転しているモノレールで、そこまで行けるという情報をたまたま訪ねた案内の人から教えてもらいました。
またその駅まで少し歩いてメトロムーバーで途中乗り換えをし、ブライトラインのあるマイアミの駅まで無事にたどり着くことが出来ました。
まだ時間がたくさんあったのですがそこで時間を過ごすには飲食店くらいしかなかったので、帰りの便を1時間早め、帰宅する事にしました。
帰りも相変わらず快適に過ごし、私達の住むウエストパームビーチに戻ったのは夕方の少し前。まだラッシュ時間ではない時間帯に帰ることができ、マイアミと同じく明るい日差しがさらに穏やかに心地よく感じ、なんだかホッとしました。
パスポートを申請するだけですが、これが終わるまで何かと落ち着かない心境だったのですが、やっと落ち着いた気持ちに戻ったような感じです。やはり日本人として外国の地でパスポートの期限が切れているだけで、何かと不都合なような気分になります。もしも日本に帰りたいと思ってもすぐには帰れないという事も不安だったのでしょう。不具合があってまた申請しに行くにも休みの調整や書類の取り直しもすぐには出来ないので、間違えがないように細心の注意を払います。日本にいる時とは勝手が違うので、時間とお金と労力が必要以上に掛かるのを感じました。
余談ですが、夫が日本にいた時もパスポートの申請が大変だったのではないか、確認したところ、全部郵送で済んだのでそうでもなかったと、あっさりした答えが返ってきてこれまたびっくりしました。日本のパスポートの手続きもそうであれば良いのになぁ。
でも今回マイアミに行けたのはとても嬉しく、私の街では日本人を見かけないので久しぶりに日本の方と会話が出来たのも新鮮でしたし、ちょっとした小旅行をしたようなそんな気分になった1日でした。









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